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三業干支について思うこと
2022.12.01
久しぶりに夫側の親族と食事をする機会がありました。
仲が悪いわけではないけれど、適度な距離感でお付き合いのできる、私にとってはありがたい関係です。
前回お会いしたのはコロナ前なので、数年ぶりということで近況報告などを聞いていると、どうやらこの期間に義兄はスキーに行って大怪我をし、股関節にボルトを入れる大手術をされたとのこと。
最初に運ばれた病院では
「一生松葉杖の生活になる」
と言われたものの、義兄の奥さんである義姉が納得できず他の病院を紹介してもらい、救急車で6時間かけて運ばれた先の病院で手術を受け、今では普通に生活を送れるまでに回復していました。
いや、以前よりも断然お元気そうなご様子。
歩くのも相変わらず速い。
そして今年もスキーに行く計画を立てているのだとか。
話を聞いていると義兄はとにかく昔から怪我が多く、傍から見ると
「よくぞご無事で」
と言いたくなるような手術経験も数えきれない程あるのですが、大体お会いするのは手術が終わって回復した後で、前回会ったよりもハツラツとしてお元気そうな様子がとても印象的。
義兄の数々の怪我&大手術武勇伝とその様子を聞きながら
「傷体の業」
が頭をよぎりましたが、
義兄の日干支は「癸未」
だしと思い、家に帰って改めて義兄の命式を拝見したところ
月干支が「庚辰」の方でした。
「傷体の業」
というのは三業干支のひとつで
「庚辰」「庚戌」
がそれに当てはまるのですが、
人生を平凡に過ごすと運気が下がり、大怪我、障害など傷体のとき(自分の身体が傷つくことと引き換え)に運が伸びるといわれています。
と書くと、他の三業干支についても調べたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、三業干支というのは私は鑑定ではあまり使いませんし、ご相談者の方にお伝えすることもほぼありません。
ただ
「なんだか分からないけどそう思う」
という個人の思い癖のような思考は、三業干支に現れていることが多い気がします。
最近知り合った女性の方との会話の中でその女性が
「体にメスをいれるなんてとんでもない。手術なんて絶対にしない」
と言い切っていて、興味深い思考だなと思い命式を拝見したところ、
その女性は日干支「庚戌」の方でした。
おそらくその方は思い切って手術を受けると思いもよらぬ方向に運が伸びるという現象が多分にある方ですが、そこに拒絶反応を示すということは、自分でも気づいていない刻み込まれた想念のようなものがあるのでしょうね。