Blog
ブログ
六種の天中殺①
2021.07.11
占いを上手に活用しよう③健康編 で年運天中殺について触れました。
人間誰しも運勢のバイオリズムがあり、12年間のうちの2年間は必ず年運天中殺という時期が巡ってきます。
では自分の年運天中殺はいつなのでしょう。
それを知るためには、六種の天中殺を知る必要があります。
その名の通り6種類あり、だれでもそのうちのひとつを所有します。
これは宿命なので変えることはできません。
自分の生きる範囲を知る で触れた宿命天中殺は持たない人もいますが、
六種の天中殺は、万人に与えられた天中殺です。
人間誰しも宿命で個々に決定された天中殺を持つ、それが六種の天中殺です。
異常干支 でも触れた六十干支には、それぞれ天中殺が割り当てられています。
生まれた年の年干支、月の月干支、日の日干支の3つの干支を誰しも宿命として持っていることにも触れましたが、
その中で、生まれた日【日干支(にっかんし)】が該当する天中殺がご自分の生まれ持った天中殺となります。
六種の天中殺には
戌亥天中殺(甲子/乙丑/丙寅/丁卯/戊辰/己巳/庚午/辛未/壬申/癸酉)
申酉天中殺(甲戌/乙亥/丙子/丁丑/戊寅/己卯/庚辰/辛巳/壬午/癸未)
午未天中殺(甲申/乙酉/丙戌/丁亥/戊子/己丑/庚寅/辛卯/壬辰/癸巳)
辰巳天中殺(甲午/乙未/丙申/丁酉/戊戌/己亥/庚子/辛丑/壬寅/癸卯)
寅卯天中殺(甲辰/乙巳/丙午/丁未/戊申/己酉/庚戌/辛亥/壬子/癸丑)
子丑天中殺(甲寅/乙卯/丙辰/丁巳/戊午/己未/庚申/辛酉/壬戌/癸亥)
があります。( )内は該当する日干支となります。
六種の天中殺には、十二支が割り当てられています。
異常干支 でも触れましたが、十二支は時間を表すものです。
子年、丑年、、など、年はもちろん、子月、丑月、、と月を表すこともできますし、
子日、丑日、、と日を表すこともできます。(土用の丑の日はお馴染みですね)
子丑天中殺の方であれば、
子年丑年(12年のうちの2年間)、
子月丑月(12ヶ月(1年)のうちの2ヶ月間)、
子日丑日(12日間のうちの2日間)
が天中殺期間となります。
同様に、寅卯天中殺の方であれば、
寅年卯年、寅月卯月、が天中殺期間となります。
鑑定を受けてくださった方にお渡ししている命式の中に表記がありますので、
お手元にある方はぜひ確認してみてください。
左上の陰占の欄に ○○天冲殺 と 表記があります。
ネットなどでも簡単に生まれた日の日干支や天中殺を調べることができますので、
ご自分の日干支や天中殺は知っておいてもよいかもしれません。
ただ、ネットに溢れる情報の中には無責任な情報もあるので、むやみにお調べになることはオススメしません。
表面的な言葉に惑わされて気持ちが囚われてしまうようでは本末転倒になります。
あくまでもご自分のバイオリズムを知り、上手に活用していくことが重要と考えます。